うちの奥さんがチャゲ&飛鳥が好きで。


チャゲ&飛鳥の、それもかなり初期の、古い歌がテレビで流れたりすると、「懐かし~い」って歌ってるんだけど。

なんかもう、僕の耳には、演歌に聞こえるんですよ。


あれ? チャゲ&飛鳥って「カッコいい」枠じゃなかったっけ?

自分が中学生とか高校生のころのヒットソングって、当時はもちろん若者が熱狂的に支持した「最先端でオシャレなナンバー」だったはずなのに。
今聞くと演歌に聞こえる、ってどういうことだー。



自分が「演歌っぽい」とか「昭和歌謡っぽい」って感じる、それを測る指標の一つに「ショーユ臭さ」っていうのがあって。
すっごい主観的なんだけど、分かります?

割とマイナーコードの曲(短調の曲ね)のほうが感じる。
メロディー的にも、切なさとか哀しさとか、情感に訴えるような。

でも、マイナーコードだとか民謡音階だとか、それだけじゃ説明できない、何かニオイがあるんですよ。「演歌風のニオイ」とでも表現すれば、何となく共感してもらえるかなあ。うーむ。


  意外にショーユ臭くなかった郷土芸能 
で、若いころの自分は、ショーユ臭いのが「日本風」だと思ってたの。三味線とか箏とか、そういう純邦楽にも感じるしさ。

そしたら学生のころ出会った、民舞とか郷土芸能は、日本の伝統のものなのに「ショーユ臭く無かった」から新鮮だったのです。
なーんかカラッとしてるというか、明るいというか。

「義理人情」とか「男女の情愛」みたいな、何ていうかそういうナニワ節的なことよりも、「自然」とか「カミ」とかが上位にあるからなのかな。ひょっとすると、このショーユ臭さって、「近世~近代日本の都会文化」なのかな?




  意外にショーユ臭かった西洋音楽 

ところが後から考えてみると、西洋音楽もけっこうショーユ臭いのがいっぱいあるんですよ。
最初に感じたのは、映画「ゴッドファーザー」。
ゴッドファーザーはマフィアの話だから、主人公たちのルーツはイタリアとかシチリアにあって、そういう「故郷の音楽」が結婚式とか祭りのシーンでちょいちょい出てくるんだけど、それがなーんかショーユ臭いんだよね。

あと、このブログでも書いた、ピクサーの「リメンバーミー」、これはメキシコが舞台なんだけど、
ものすっごいド演歌みたいな歌が出てくるの。
その名も「哀しきジョローナ」。この歌のサビの部分を、我が家の娘たちがよく口ずさんでるんだけど、「命さえ惜しくはない、あなたのためなら~♪」って保育園児が歌う歌詞じゃないよね(笑)。

良かったら聞いてみて→ 
https://www.youtube.com/watch?v=hAYUQ1ltJj0&feature=emb_title
カスッカスの「枯れた声」で、めちゃ味ありますよ! これぞ民族音楽!


メキシコ(スペイン文化)もイタリアも、ラテン系?南欧文化で地中海に面してるから、古くからアジアとかオリエントとつながってたわけで、エスニックな感じあるよね。

日本と、それから朝鮮半島、中国も含めた東アジアと、ラテン(南欧、からの中南米)あたりに、そういう音楽も含めた民族性の、なーんか共通感を感じるんですよね。
で、たぶんフラメンコとかタンゴとか、そういう音楽が日本人の音楽性に共感しやすくて、昭和の作曲家がだいぶとりいれたんじゃないかな。

いやー今回はホンっっトに、根拠薄弱でしたね!!!! 失礼しましたー


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次回、2月3日(水)アップ予定。