日本史の教科書って、最初は縄文時代とかから入るじゃないですか。
で、竪穴住居とか土器とか石器とか。で縄文人はだいたいヒゲモジャで、ロン毛で、地味ーな麻袋みたいな服を着て、絵全体はだいたい茶色いよね、みたいな感じ。

あれホントなのかな。


伊那の図書館に行ったときに、うちの奥さんが「この本面白いねん」って見せてくれた本が、世界の少数民族の写真集で。それもあまり有名じゃない、ほんとに絶滅しそうな少数民族がたくさん。顔にペインティングしてたり、タトゥー入れてたり。変な髪型だったり。

そういうペインティングとかタトゥーとか髪型って、化石にならないじゃないかな。
縄文人も、ほんとは江戸時代みたいな月代そってたり、ラーメンマンみたいな弁髪だったかもしれない。中国かなんかの古代文献で倭国のことを描写してるなかに「入れ墨が云々」みたいな記述があった、って話をどこかで読んだような気がするけど。

テレビで、アフリカのある部族の村に入ってる日本人カメラマンのおねーさんのドキュメンタリー(バラエティーか)やってて。で、おねーさんが部族の村に行く前だかに、町のスーパーマーケットに入るの。そしたら、周辺のいろんな部族からスーパーに買い物に来てるんだけど、部族ごとにその民族的ファッションがスゴイ個性的で。ある部族は、女性は赤土かなんかを練って髪に塗り付けててピンク色の頭をしてる。服とか装身具も部族によって、カラーリングも素材もシルエットも全然違うし、それがアフリカ的ですごいハデだから、なんかいろんな宇宙人が集まってる、スターウォーズの宇宙港みたいな感じで。

日本って、動物もアフリカとかに比べると「全体的に茶色くて地味」だし、民族衣装や装身具も、男性器のケースがすっげ―長いとか。首に輪っかはめすぎて首が伸びてる、ピアスがデカすぎて耳伸びすぎ! とかそういうぶっ飛んだことはないから、縄文人もだいたい茶色い感じで地味だったのかもしれない。

教科書とか歴史学者の立場だと、化石とか絵画とか文献とか考古学的な証拠がない以上、根拠のない復元画を認めるわけにはいかないだろうけど、映画とかマンガとかだったらそういう表現もしていいんじゃないかな。
もののけ姫のアシタカの部族の衣装は、ブータンかどこかの民族衣装を参考にした、って宮崎駿が言ってたような。そういう視点って、もっともっとあったら面白いのになー。


恐竜図鑑の恐竜って、だいたい緑か茶色だよね。でも本当の恐竜の色ってタイムマシンでも無きゃゼッタイわかんない。有名なたとえ話で、「遠い未来にパンダの化石が発見されても、白と黒のパンダカラーの復元図は書けないだろう」というのがあって。

縄文人もひょっとしたら、全然茶色くなんかなくって、もっとぶっ飛んだ、ド派手なファッションをしてたかもしれない。
だってあんなヘンな土器作ってたんだし。
あの土器も現代人が地面から掘り出したら茶色だけど、使ってた頃はゼッタイ派手な色塗ってたんだろーなー。




#歴史 #日本史 #民族衣装 #縄文時代 #恐竜 #田楽座
ガクブロアイコン


次回も歴史トーク
「土蜘蛛とロードオブザリングと関ケ原」

8月26日(水)13時アップ予定!