子どもがいると、ディズニーとかピクサーとか見る機会がやたら増えますよね。
古い映画だし、子ども向けアニメだし、ということで油断してたら。

やられたわ~…。
ウェンディの家にピーターパンがやってきて、弟たちと一緒にティンカーベルの妖精の粉を浴びて、楽しいことを思い浮かべて歌が始まって、フワフワ飛べるようになって。
みんなで2階(もっと高いかも?)の窓から屋外へ飛び出す。眼下にロンドンの街が広がり、雲を抜けて、星空の中へ、「右から2番目の星へ!」

ちょー待ちゃー・・・。これが1953年、今から70年近く前の映画?

私はターミネーターは1が好き。ガンダムもやはりファーストと呼ばれる第1作、スターウォーズは旧3部作派。
しかしこれらの映画を後輩たちに勧める気には、残念ながら、ならない。

なぜかというと、そういった旧作品群は、現代のCGやVFXを見慣れた世代には、どうしてもお粗末なものに映り、作品を素直に楽しんでもらえないのでは? と心配になるから。
作品そのものは素晴らしいのに、「CGちゃっちくないすか? シュワちゃんゴム人形でウケる~」とか言われたら、自分の映画を愛してきた人生が全否定されたようで、そんな屈辱にはとうてい耐えられない。
CGも予算も製作期間も社会の理解も無い時代に、知恵と工夫を凝らしてスタッフたちが作り上げた映像や作品に対して「何てヒドイこと言うんだ!」と怒鳴り散らしてやりたいが、こちらが強く主張すればするほど、後からカゲで「スケさんしつこいよな~、ありゃ思い出補正入ってるから何言ってもムダだよ」とか片づけられそうで、それも耐えられない。


ちょっと脱線がアツ苦しくなってしまったが、何を言いたかったかというと。
ピーターパンで表現された飛翔感は、今の目で見ても全く遜色がない。これがスゴい。

中学生くらいかな、「風の谷のナウシカ」の絵コンテ集というのを買って、アニメがどうやって作られるか知った。ナウシカがメーヴェという乗り物で飛び立つシーン。画面中心のメーヴェの背景が、砂漠の絵だったのがババ―ッと流れて、間に雲をはさんで雲が切れると青空の絵に切り替わる。
魔女の宅急便で、初めての仕事に飛び立つキキ。俯瞰でとらえるカメラにキキが迫ってきて、画面いっぱいになったら、今度は下から見上げる構図にチェンジして、青空が背景になるシーンとか。
その辺の画面づくりのセンスは、見るたびにほれぼれしちゃう。


それに匹敵することを、日本じゃまだまだ戦後の時代にやってたディズニー。

これ、素直にスゴイことだと思うんだけど、ちょっと違う捉え方もできるんじゃないかと思うんです。
という話を次回にしようと思います。


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6月17日(水)13時アップ予定です!